子どもを注意したあと、てっきりもう片方の親のところに泣きつくかと思いきや、なぜか「叱った本人のところ」に抱きつきに来ること、あるあるなのは我が家だけではないはず。
「あんなに厳しく言ったのに、なんでこちらに来るんだろう?」
「反省していないのかな?」
夫婦で不思議に思い、少し調べてみました。
実はこれ、子どもが「親の愛情」を確認し、関係を元に戻そうとしているとても大切な心理的サインなのです。この記事では、叱られた子どもが怒った親に向かう理由と、親がどう受け止めるべきかについて解説します。
なぜ?叱られた子どもが「叱った親」に寄っていく3つの理由
両親が揃っているのに、叱った方の親に寄っていくのは、以下の理由があるようです。
① 「嫌われていないか」の安全確認(見捨てられ不安)
子どもにとって、親に怒られることは「見捨てられるかもしれない」という強い不安を感じる出来事です。叱られた親に自分から近づくことで、「もうおこっていない?」「自分のこと、まだ好き?」と、愛情が無事かどうかを確認しています。
② 親との関係を元に戻したい(関係の修復行動)
子どもなりに「関係を修復したい」という本能的な行動(リペア行動)をとっています。
言葉で上手に謝れない代わりに、体に触れたり顔を覗き込んだりして絆を繋ぎ直そうとしています。
③ 気持ちに区切りをつけるため
逃げるのではなく、問題が起きた場所(叱られた親の元)にとどまることで、子どもなりに感情を整理し、気持ちをリセットしようとしています。
子どもがすり寄ってきたときの正しい親の対応法
- 理由と「存在」を切り離して受け止める
「行動(悪かったこと)」は注意しても、「子どもの存在そのもの」を拒絶してはいけません!
子どもが寄ってきたら、まずは拒絶せずに受け止めてあげましょう。 - ぎゅっと抱きしめて安心させる
長々と教訓を繰り返すよりも、短く「もうおしまい」「大好きだよ」と伝えて抱きしめるのが一番効果的です。親の温もりを感じることで、子どもの不安はすっと解消されます。
やってはいけない!叱った後のNGな対応
- 「あっち行ってなさい」と突き放す
突き放してしまうと、子どもは強い見捨てられ不安を抱えたままになり、かえって自己肯定感を下げてしまいます。 - くどくどと説教を続ける
子どもが関係修復のサインを出しているときに説教を続けると、子どもは「どうすればいいかわからない」とパニックになってしまいます。
まとめ:叱った本人が最後に行動を受け止めてあげよう
「叱る役」と「慰める役」を夫婦で完全に分ける必要はありません。
「叱った本人」が最後に受け止めてあげることで、子どもは「怒られても自分は愛されている」という深い安心感を得ることができます。
我が家はよく、もう一方の親が介入してしまっていたので、これからは見守りつつ受け止めてあげたいと思っています。
子どもが寄ってきたら、「仲直りのサイン」として優しく抱きしめてあげましょう!


