人前に立つともじもじしてしまう姿、親としては「がんばれー!」とハラハラしつつも、なんとも言えない愛らしさがあって本当に可愛いですよね。
その可愛い個性を見守りつつも、ちょっとだけでも人前に立つのに慣れてほしい親心も芽生えてくる今日この頃。
この記事では、人前で堂々と振る舞えるようにするために、おうちでやっておくと安心なポイントを3つまとめました。
これから紹介するものは、「恥ずかしがり屋な性格を直す」のではなく、「恥ずかしいという気持ちを持ったままでも、一歩踏み出せる安心感を育てる」というイメージなので、子どものちょっと恥ずかしいな、という気持ちを尊重しながら取り組めます!
「もじもじタイム」を優しく待ってあげる
人前で注目されたとき、子どもの頭の中は「どうしよう、緊張するな」「間違えたら恥ずかしいな」という気持ちでフル回転しています。
誰かに話しかけられて子どもがもじもじしていると、親のほうが焦って「ほら、ありがとうは?」「〇〇って言ってるでしょ?」と言いたくなりますが、そこをグッとこらえて「5秒〜10秒」待ちます。
親が先回りしたくなる気持ちを抑えて、見守ってあげることが大切です。
沈黙のあと、小さな声でも「バイバイ」や「うん」が言えたら、その場、あるいは後から2人きりになったときに「さっき、緊張したのに自分の声でお返事できて、ママすっごくかっこいいと思ったよ!」と全力で褒めます。
「もじもじしても、自分で乗り越えられた」という成功体験の積み重ねが、一番の自信になります。
おうちで「プチ発表会」を日常にする
人前に立つのが苦手な子は、単に「注目されるシチュエーション」に慣れていないだけ、ということも多いです。
まずは世界で一番安全な「家族の前」で、注目される練習をゲーム感覚でしてみましょう。
リビングのソファーやバランスボードをステージにして、「今から〇〇ちゃん/くんの発表会です!」と司会をして、子どもを立たせます。
「今日食べたおやつの名前」や「好きなおもちゃの紹介」、あるいは「ヒーローのポーズ」などを見せるだけでも、内容は何でもOKです。
終わったら家族で「ブラボー!」と大拍手をします。
「注目されるのって、恥ずかしいけどなんだか気持ちいいな、嬉しいな」という感覚をおうちで先取りしておく作戦です。
「小さな役割」で“自信”の貯金をする
年齢を重ねるごとに、発表会でソロで台詞を言う場面や係活動など、どうしても「みんなの前に立つ役割」が回ってきます。
そのときにフリーズしてしまわないよう、おうちで「役割をやり遂げる自信」をつけておきます。
たとえば、「ごはんのときにスプーンを配る係」「夜、カーテンを閉める係」など、簡単なことで構わないので、おうちの「〇〇係」を任命します。
役割を果たしてくれたら、「〇〇ちゃん/くんがスプーンを配ってくれたから、みんなですぐご飯が食べられたよ。ありがとう!」と、その行動が家族の役に立ったことを伝えます。
「自分はみんなの役に立てる存在なんだ」というセルフイメージ(自己効力感)が高い子は、人前に出たときにも自然と背筋が伸びて、堂々と振る舞えるようになります。
まとめ
実は、最初はもじもじしている優しい子のほうが、大人のアドバイスを素直に聞いてぐんぐん吸収するし、お友達の気持ちにも寄り添えるので、すごく信頼される存在になるというケースがとても多いようです。
恥ずかしいという気持ちを持ちながらも、「やる時にはやれる」という土台を作るお手伝いをしてあげたいですね。
じっくり時間をかけて、お子さんのペースで「堂々」の種を育てていきましょう!

