子どもたちの運動や勉強、「少しでも得意にしてあげたい」、「可能性を広げてあげたい」と思うのは親としての自然な願いですよね。
最新の行動遺伝学などの研究では、運動能力や知能において遺伝が与える影響(遺伝率)は40%から80%ほどあると言われています。
親である私たちが、子どもの得意なことや才能を伸ばしてあげるためにできることを紹介します。
我が家でまだ取り組めていないものもありますが、これから積極的に心掛けていくつもりです!
遺伝の影響ってある?
運動能力や知能において、遺伝が与える影響は確かにあります。
しかし、遺伝は「絶対の限界」ではなくあくまで「ベースとなる特性」です。
つまり、伸びしろの部分であり、その子に合った「環境とサポート」でぐんと能力を発揮できる可能性があります。
親から受け継いだ資質がどれだけ素晴らしくても、それを発揮する環境がなければ眠ったままになりますし、逆に環境の整え方次第で、持っているポテンシャルを最大限、あるいはそれ以上に引き出すことは十分に可能と言われています。
我が家は、スポーツでも勉学でも、子どもが胸を張って「これならできるよ!」と自信を持って言えるようなものに巡り合って欲しいという気持ちで、サポートをしていくつもりです。
成長していく中で高い壁が立ちはだかった時、自分に得意なことがある!という気持ちが糧になってくれると思うからです。
【運動】日常でのサポート
専門的なトレーニングを強制するのではなく、日常の中で私たち親が無理なくできる、効果的なサポート方法をいくつかご紹介します。
幼少期、特に3歳から12歳頃の「ゴールデンエイジ」と呼ばれる時期は、特定のスポーツを極めるよりも、「自分の体を思い通りに動かす器用さ」を養うことが最優先です。
多種多様な動きを体験させる
走る、跳ぶ、投げる、バランスをとる、登る、くぐるなど、様々な体の動かし方を遊びの中で経験させましょう。
公園のアスレチック、ボール遊び、鬼ごっこなどは最高のトレーニングです。
我が家はまず、”けんけんぱ”を取り入れています!
スペースをあまり取らず、比較的どんな場所でも、「飛ぶ」「バランスをとる」といった動きができる遊びです。
「コーディネーション能力」を意識する
目で見たり耳で聞いたりした情報に合わせて、体をパッと動かす能力(定位能力、識別能力、反応能力など)を育てます。
例えば、投げられたボールをキャッチする、リズムに合わせてジャンプする、といった遊びが効果的です。
先に挙げた”けんけんぱ”も、目で見て、ジャンプして、足をパッと動かす、という動作なので、これに当てはまっていると思います。
道具の「使いやすさ」に配慮する
体格に合わない道具は、変な癖がついたり怪我の原因になったりします。
我が家は左利きの子がいます。
左利き(またはその傾向)である場合は、ハサミや道具類だけでなく、スポーツの道具(グローブやラケット、クラブなど)も、最初から左利き用のものを自然に選べる環境を作ってあげると、体を動かすストレスがグッと減ります。
左利き用のアイテムって、店頭でなかなか見つけられないこともあるので、ネット通販なども活用しながら本人に合うものを探してあげたいですね。
【勉強】日常でのサポート
幼少期の勉強のサポートで最も重要なのは、「ドリルをたくさん解かせること」ではなく、「知的好奇心の種をまき、学ぶことを楽しいと思わせること」です。
日常の「なぜ?どうして?」を一緒に面白がる
子どもが何かに興味を持った瞬間(虫、乗り物、植物、お菓子など)が、一番の学びのチャンスです。
「よく気づいたね!」「なんでだろう、一緒に調べてみようか」と親が共感してあげることで、自分で考える探究心のベースが育ちます。
私はつい答えをすぐに言ってしまうので、そこをグッと我慢して「どうしてだろう?考えてみよう!」と会話を広げてあげることを意識したいと思っています。
言葉のシャワーと読書環境
すべての学習の基礎は「言語力(語彙力)」です。
日常の会話をたくさんすること、そして家の中に絵本や図鑑、本が自然に目に入る環境(リビングに本棚を置くなど)を作っておくと、読書へのハードルが下がり、自ら知識を吸収する子になりやすいです。
絵本や図鑑は安価なものではないですし、スペースもある程度必要です。
我が家はまず最初は図書館で借りてみて、子どもの反応が良かったら購入することにしています。
定期的に図書館で本を借りることを習慣化するのもおすすめです!
「結果」ではなく「プロセス」を褒める
「100点取れてすごいね」「早くできて偉いね」という結果や能力の褒め方よりも、「最後まで諦めずに考えたね」「毎日続けて頑張ったね」という行動や努力のプロセスを褒めてあげてください。
これにより、失敗を恐れずに新しいことに挑戦するマインドセットが育ちます。
ついつい結果を重視しがちですが、その過程の部分にスポットを当てて褒めてあげたいですね。
最高のサポートは「自己肯定感」を守ること!
運動も勉強も、最終的にグンと伸びる子に共通しているのは「自分は練習・努力をすればできるようになるんだ!」という自信(自己肯定感)を持っていることです。
親ができる最大のサポートは、周りの子と比べず、昨日のその子自身と比べること。
「前はできなかったのに、〇〇ができるようになったね!」という小さな成長への気づきと言葉かけが、子どものやる気と才能のスイッチを優しく、そして確実に押してくれます。
あまり肩肘を張らず、日々の遊びや会話の中で「楽しい!」をたくさん共有していくことから始めてみてくださいね。

